このたび、村井クリニックにて体操教室を2019年12月より新たに開催する運びになりました。
日程は毎月第一水曜日の13:00~14:00で、開催場所はリハビリ室を予定しています。講師は毎月交代でリハビリスタッフが2名にて行う予定です。
今後の開催日程&テーマは下欄をご参照ください。確定次第、随時追加させていただきます。
事前参加申込み/参加費は不要です。参加をご希望の方は、運動のできる格好で直接会場にお越しください。
体操教室の開催にあたりまして、体操や運動を行うという目的だけでなく、地域の皆様の交流の場として、村井クリニックを広く活用してもらいたい!という思いがあり、参加費やお申し込みは不要にて行うことになりました。気軽に集まって、体操をしながらお話も楽しみたい、という感じの方も大歓迎です。ぜひお気軽にお立ち寄り下さい。
・開催頻度は月に一度で、時間も一回1時間ということで、運動の量や回数としてはもちろん足りないと思います。この体操教室をきっかけに自宅での運動習慣につなげてもらい、教室で行った体操を定期的にご自宅で行ってもらえることが目標・目的となります。
・またさらに、ここでの交流が地域の皆様の新たな集まりにつながっていければと嬉しいと思っております。例えば、お茶会・ランチ会などや、さらには新たな運動等のコミュニティの形成などで、外出の機会が増えることなどに繋がっていければと思います。
・そしてこの体操教室自体が地域の皆様の手で運営していけるようになることが一番望ましい形ではないかと考えております。そこまで結びつけるのは難しい事とは思いますが、まずは皆さんで楽しく体操教室を始めてみましょう!
・地域の皆様の交流も目的です、と、ここまでで書いてきましたが、講師は当院リハビリスタッフで行いますので、体操の内容におきましても、短い時間ですが専門的に効果的に行えるものにしたいと考えています。3月までの各回は、毎回テーマを決めて、動かす部位を限定して行ってみようと思います。肩や腰などに痛みがある方に対しても、セラピストとしての視点から、無理せず痛みに合わせた運動の指導を行います。
・今後の内容は決定次第お知らせしていきますが、各回の体操教室の際にご意見ご要望をいただければ、それを反映していきたいと思います。
現在決まっている日程/内容は以下のとおりです。
興味のある回だけのご参加も歓迎ですのでご参照ください。
◇ 2024.09/04(水) | 『上肢・下肢の体操 など』済 |
◇ 2024.12/04(水) | 『簡単棒体操 など』済 |
◇ 2025.01/08(水) | 『肩こり予防体操 など』 |
◇ 2025.02/05(水) | 『認知症予防体操 など』 |
◇ 2025.03/05(水) | 『上肢・下肢の体操 など』 |
◇ 2025.04/02(水) | 『体力測定・ロコトレ など』 |
◇ 2025.05/07(水) | 『腰痛予防体操 など』 |
◇ 2025.06/04(水) | 『簡単棒体操 など』 |
*開催日程/テーマは、確定次第、随時更新させていただきます
■ 時 間 ■ 13:00~14:00
■ 場 所 ■ 村井クリニック リハビリ室
12月4日(水)今年最後となる村井クリニック体操教室を開催しました。
2024年はコロナの影響も少なくなり、体操教室も毎月行うことができました。来年以降も同様に行っていく予定ですので、ぜひ来年も変わらぬご参加お待ちしています。
今月は「簡単棒体操など」の内容で行いました。
前半は、棒体操を行いました。棒体操は皆さん慣れたもので、my棒を持参して下さった方もいらっしゃいました。新聞紙一日分を丸めて作った棒で肩回りだけでなく、足に棒をくぐらせたり、投げてキャッチしたりと全身的な運動を今回も楽しく行えました。棒体操は楽しく効率的に運動をできるものですので、今後も定期的に行っていきたいと思っています。
後半では、『コグニサイズ』という運動を行ないました。コグニサイズとは国立長寿医療研究センターが開発した認知症予防運動で、この体操教室でも何回か取り入れて行っています。簡単な計算やしりとり等の認知課題と手足の運動を組み合わせたもので、頭を使いながらするエクササイズというイメージです。
今回は足踏みをしながら数を数えたり、手と足を別々に動かしたりといった内容のコグニサイズを行いました。すぐに解答できる簡単なものより、集中して解かないとクリアできないレベルの問題が良いとされています。失敗しても、考える事やみんなで笑いながら行うことに意味があるという説明もありました。最後にやった上級問題は半分以上の方がクリアできない難しい物でしたが、それくらいがちょうどいいのかもしれませんね。
次回の体操教室は1月8日(水曜)13時から
『肩こり予防運動 など』の内容で開催予定です。
皆様のご参加お待ちしています!
11月6日(水)村井クリニック体操教室を開催しました。
今月も多くの方にご参加いただき楽しく行えました。ご参加いただきました皆様、ありがとうございました。
今月は「腰痛予防体操など」の内容で行いました。
まず前半に、チェックシートを使って参加者の皆様にご自身の腰痛チェックを行っていただきました。さらに腰痛の分類とそれぞれの種類の腰痛に有効な運動のご紹介をしました。腰痛の分類として、伸ばしたり反らしたりすると痛いタイプ、前にかがむと痛いタイプ、体をひねると痛いタイプ等に分けられます。一口に腰痛といってもそれぞれのタイプで有効な運動やストレッチなどは異なってきます。療法士の指導の下、それぞれのストレッチを確認して行いました。
そして後半では、体操教室ならぬ『体幹教室』と題して、腰痛にとって大切な「体幹」について学んでいきました。体幹とは、人間の体で頭部と四肢を除いた部分のことです。なぜ腰痛が起こるのか、その原因を、模型などを使って丁寧に説明していきました。その後、腰痛予防に必要な体幹の筋トレを行いました。腹部の筋トレだけでなく、腰やわき腹など体幹を幅広く鍛えられる内容でした。
今回は体操だけでなく、体幹の筋肉の説明や腰痛のメカニズムなどプリントによる説明も詳しく行い、正しい知識を理解いただくことができたと思います。ぜひご自宅でも今日の運動を継続して、腰痛予防に役立てていただければと思います。
次回の体操教室は12月4日(水曜)13時から
『簡単棒体操 など』の内容で開催予定です。
皆様のご参加お待ちしています!
10月2日(水) 天候にも恵まれ、今月も多くの方にご参加いただきまして、村井クリニック体操教室を賑やかに開催することができました。ご参加いただきました皆様、ありがとうございました。
今月は「体力測定・ロコトレ など」という内容で行いました。
前半では、『フレイル』や『サルコペニア』など体力測定に関係する内容の説明を聞いていただきました。筋力や歩行能力はもちろん、ご自身の好きなことができているかといった心の健康や食事・栄養面など幅広い視点が健康維持には重要です。11の質問からなる『イレブンチェック』というテストで、皆さんの健康度合いをチェックしました。
後半では、体を動かして行う体力テストとして
① 30秒立ち上がりテスト ⇒ 筋パワーテスト
② 片足立ち保持時間テスト ⇒ バランステスト
③ 座位ステッピングテスト ⇒ 敏捷性テスト
の三つを行い、その後、下肢の筋力トレーニング運動・ロコモ運動という流れで行いました。ロコモ予防運動ということで、歩行動作の低下予防が目的になりますので下肢の運動がメインの内容になっていました。
最後は希望者のみになってしまいましたが、握力の測定も行いまして、皆さんご自分の結果に一喜一憂されていました。今回は主に下肢の運動中心でしたが、フレイル予防・転倒予防にはやはり足の力が重要になります。是非ご家庭でも、今日行った運動を一つでも覚えてそして継続して行ってもらえたらと思います。
ご参加ありがとうございました。
次回の体操教室は11月6日(水曜)13時から
『腰痛予防体操 など』の内容で開催予定です。
皆様のご参加お待ちしています!
9月4日(水) 今月も村井クリニック体操教室を通常どおり開催しました。ご参加いただきました皆さま、ありがとうございました。今月も33名と多くの方にご参加いただけまして、にぎやかに開催できたことを嬉しく思います。
今月は「手足の運動」ということで、前半に手の運動を行い、後半は体幹と下肢の運動という流れで行いました。
前半では、上肢や指の体操などを、動画を見ながら行いました。簡単な運動から始まり一つずつ運動や課題が増えて難しくなるような構成になっていました。手の運動をしながら足踏みをしたり、手の運動を少し複雑なパターンで行ったりと言った運動でした。単純に反復して手や指を動かすだけではなく、脳トレ的な要素も加わっていたため、皆さん気が付いたらたくさん手を動かしていたという感じで運動とさらに脳トレまで出来ました。
後半では、理学療法士の指導のもと、体幹と下肢の運動を行いました。まずはスライドを使って体幹筋肉や姿勢の保持についての説明をして、そこから椅子に座ったままできる腹筋運動や足の運動を紹介しました。体幹で重要な筋肉が4つあり、その4つが全て働かないと良い姿勢を保持することができないという事を、家の屋根や壁・柱などに例えて説明した内容は皆さん分かりやすかったと思います。
今回は手・体幹・足とバランスよく運動できた内容で、皆さん充実のご様子でした。
ご参加ありがとうございました。
次回の体操教室は10月2日(水曜)13時から
『体力測定・ロコモ運動 など』の内容で開催予定です。
皆様のご参加お待ちしています!
4月3日(水)村井クリニック体操教室を開催しました。あいにくのお天気で時折小雨もぱらつく中22名もの方が来てくれました。参加してくださった皆様、ありがとうございました。
今回は『手(上肢)・足(下肢)の運動など』という内容で行いました。
前半まずは「手(上肢)の運動と脳トレ」の内容から行いました。
皆さんで動画を見ながら手指や肩など上肢の運動や脳トレの要素を取り入れた体操を行いました。手指の運動は脳の活性化につながると言われています。まずはグーチョキパーなど基本的な指の運動や肩周囲の運動などを行い、その後、脳トレの要素を取り入れた運動へと発展させて運動していきました。動画の中の説明でもありましたが、脳トレは出来そうでできないくらいのレベルの難しさがちょうどいいとのことですので、できなくても全然問題ありません。トライしてやってみる事が大切ですので、今後も皆さんどんどん失敗してやっていきましょう。
後半は体幹や下肢の運動やストレッチを行いました。
上肢の運動同様、始めは股関節や膝関節などの基本的な運動やストレッチから行いまして、その後少しずつ運動の強度を上げて行っていきました。最後に行った体幹(腹筋など)の筋トレでは皆さん歯を食いしばって必死にやってくださっていました。普段やらないような動きを取り入れていたので、普段運動をやられている参加者の方からも『きつかった~』とのお声をもらえるような内容で、皆さん充実のご様子でした。
次回の体操教室は5月1日(水曜)13時から
『ロコトレ・姿勢ストレッチ など』の内容で開催予定です。
皆様のご参加お待ちしています!
3月6日(水)村井クリニック体操教室を開催しました。お天気が不安定な中12名の方にご参加いただきました。参加してくださった皆様、ありがとうございました。
今回は『認知症予防運動・口腔体操など』の内容で行いました。
前半は、認知症予防について、簡単な記憶力テスト・手指の運動・マルチタスク(複合課題)の運動 を実施しました。
簡単な記憶力テストでは、体操教室を行っている間、ある課題を覚えておいてもらい一時間後にチェックするものや、体操教室の途中の決められた時間に決められた課題を思い出して行うことができるか等の練習をしました。私たちの日常生活の中でも、『あとでこれやろう』とか『10分後に火を消そう』など覚えておくことが多々あると思います。それらを日々思い出す・覚えておくことも認知症予防につながりますので、日々の生活の中から意識して行うとよいと思います。
後半は、言語聴覚士による口腔体操や発声練習などを実施しました。
まずは日頃あまり動かさない顔面にある筋肉を、口を大きく開けたり頬を膨らませたり、舌を動かしたりという動きで動かしていきました。
そして嚥下機能や構音機能の低下予防に役立つ『パタカラ体操』や早口言葉、合唱などの発声練習も行いました。手足の運動は良く行うという方でも、目の周りや口の周りの運動はなかなか行わないかと思います。今日行った内容をご自宅でも行ってもらえればと思います。
また。飲み込みや喉の機能チェックということで、唾液を30秒の間に何回飲み込めるかという簡単なテストも行いました。むせる事が増えた方や、飲み込みがしにくくなったという方は喉の機能が衰えている可能性もありますので参考にしていただければと思います。
次回の体操教室は4月3日(水曜)13時から
『上肢・下肢の運動 など』の内容で開催予定です。
皆様のご参加お待ちしています!
村井クリニック体操教室を2月7日(水)に開催いたしました。今月は19名の方にご参加いただき今回もにぎやかに楽しく開催する事が出来ました。参加してくださった皆様、ありがとうございました。
今回は『肩こり予防運動など』の内容で行いました。
まずは肩こりについての簡単な講義を聞いていただきました。肩こりがなぜ起きるか、肩凝りにはどのような種類があるかということについてお話しました。一口に肩こりといっても①筋肉疲労タイプ②眼精疲労タイプ③運動不足タイプ④体液循環低下タイプ⑤ストレスタイプ⑥女性ライフイベントタイプと原因によってさまざまなタイプに分けられ、その対処法も異なってくると思います。皆さん肩こりは身近な問題な方も多いと思いますので真剣に聞いてくれていました。
肩こりについての説明の後、体操を行っていきました。今回は肩こり予防運動という内容ですが、運動は肩回りだけではなく「腕の体操」「足の体操」「有酸素運動」「体幹の運動」と4つに分けて全身的に行いました。一般的な肩回りや足の運動の他に、タオルを使って歌を歌いながら行う有酸素運動まで取り入れ、座って行う運動が主でしたが、参加者の皆さんは汗が出るくらい良い運動が行えていました。このような運動が定期的にできると、肩こりの症状も軽減できる方が多いのではないかなと思いました。ぜひ皆さん、ご自宅でも何か定期的に出来る運動を取り入れてみてください。
次回の体操教室は3月6日(水曜)13時から
『認知症予防運動 など』の内容で開催予定です。
皆様のご参加お待ちしています!
明けましておめでとうございます。
「村井クリニック体操教室」は今年も毎月第一水曜日に開催してまいります。よろしくお願い致します。
2024年1回目の体操教室を1/10(水)に開催しました。24名もの方にご参加いただきました。ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。
今回は『簡単棒体操・腰痛予防運動など』をテーマに開催しました。
前半は、毎回参加いただいている方にとってはおなじみになっています棒体操でした。新聞紙を材料に作った棒を使って、肩関節や体幹など全身的に動かした後、棒を投げてキャッチする運動や脳トレを組み合わせた運動などを行いました。棒体操は毎回みなさん楽しんで行えるメニューの一つで、今回も笑い声が響きながら楽しく実施できました。
後半は、腰痛予防運動として「猫背姿勢チェック」を行い、姿勢改善の運動として「セラバンド運動」を行いました。まずは皆さんご自分の姿勢が猫背なのかをチェックリストに沿って確認しました。今回は①「首猫背」②「背中猫背」③「腰猫背」の三種類に分類して説明しました。それぞれのタイプによって対処する運動も少し違ってきますので、それぞれの運動をセラバンドを使って行いました。猫背がひどくなるといろいろなタイプを併発することもありますので、早めの改善が必要だと思います。猫背に当てはまらない方もいらっしゃいましたので、これからもご自分の姿勢に目を向けて猫背予防・改善をしていただければと思います。
次回の体操教室は2月7日(水曜)13時から
『肩こり予防予防体操 など』の内容で開催予定です。
皆様のご参加お待ちしています!
12/6(水)「村井クリニック体操教室」を開催しました。ご参加いただいた皆様ありがとうございました。
今月は『体力測定・ロコモ予防など』の内容で行いました。
今回、体力測定として初めての試みで「徒手筋力検査」を行いました。
■測定した筋力は介護予防・ロコモ予防に重要な筋力
*歩行・転倒予防に重要な筋肉です
① 股関節外転(中殿筋というお尻の筋肉)
② 股関節屈曲(大腰筋という股関節の筋肉)
③ 足関節底屈(ヒラメ筋という足関節の筋肉)
の3つを測定しました。
リハビリ療法士が日ごろ行っている筋力検査を今回皆さんで行ってもらい、各部位の筋力を判定していきました。専門的な話ややり方が出たので筋力測定は簡単ではありませんでしたが、皆さん真剣に取り組んでくださいまして、自分の弱い部分が分かった方もいらっしゃいました。そして筋力検査後には、測定した3つの筋力のトレーニングも行いまして、鍛え方もお伝えすることができました。
皆さん、目指すところは歩行能力の維持・改善や転倒予防になると思います。転倒予防に重要な下肢の筋力を定期的に測定し、弱い部分があれば鍛える、というのが基本的な考え方になります。今回初めて体操教室で専門的な筋力検査をしてみましたが、説明不足などでやり方が難しい部分もありましたが、効果的にトレーニングまでつなげることもできたと思います。次回の体力測定の回でもロコモ予防に重要な筋力の測定とトレーニングは行えればと思います。皆さんで効率的にロコモ予防に取り組みましょう!
次回の体操教室は1月10日(水曜)13時から
『簡単棒体操・腰痛予防体操 など』の内容で開催予定です。
皆様のご参加お待ちしています!
10/4(水)「村井クリニック体操教室」を開催しました。ご参加いただいた皆様ありがとうございました。
今月は『認知症予防運動など』の内容で行いました。
『認知症予防運動』ということで、まずは指先の運動を行ないました。指先は脳の神経支配が多いので、指先を動かすことは脳の活性化に繋がります。日本経済新聞の記事にも『手は「外部の脳」「第2の脳」と呼ばれ、指先を動かせば脳にたくさんの刺激が伝わる。寒さでかじかむ冬場は指先を動かすのが面倒になりがちだが、少し複雑な指先の運動を心がければ、血流がよくなる。大脳の活性化によって「認知症予防につながる効果が期待できる」との専門家の意見もある。』という記載がありました。(2015年1月27日電子版)
今回は指先の運動として指折り数える運動を行ないました。普通に数えるだけでなく、右手と左手を逆の動きで数えたり、右手と左手のタイミングをずらして数えたりと、難易度を上げて行いました。簡単なようで意外と難しく、皆さん一生懸命取り組んでいただけていました。他にも、『お題ビンゴ』というビンゴゲームで野菜の名前を思い出す「語想起」やその野菜を覚える「短期記憶」等の練習も行いました。こちらもとても盛り上がって行えました。
後半は言語療法士による「口腔体操」と「発声練習」を行いました。口腔周囲や舌を動かすことや言葉を発することも、脳に良いと言われています。皆さん大きな声で発声練習できていました。最後には動揺の「紅葉」を合唱して、楽しい雰囲気の中終了しました。
今回もとても充実した一時間となりました。皆様ありがとうございました。
次回の体操教室は11月1日(水曜)13時から
『肩回りと上肢/腰部と下肢の運動 など』の内容で開催予定です。
皆様のご参加お待ちしています!
9/6(水)「村井クリニック体操教室」を開催しました。当日は雨天が心配されましたが、何とか天気ももちまして15名の方にご参加いただけました。ご参加いただきました皆様ありがとうございました。
今月は「肩こり予防&チェアロビ~延ばそう健康寿命~」という内容で行いました。
「チェアロビ」とは座ったままできるリズム体操のことで、椅子に腰かけたままストレッチ、そして音楽を楽しみながら全身を使った有酸素運動を行なう健康体操です。「チェアビクス」や「チェアリズム」「チェアロビクス」などいろいろな名前で呼ばれていて、現在、介護現場などで幅広く行われているそうです。
村井クリニック体操教室でも初めて行ってみましたが、皆さん楽しく一生懸命行っていただくことが出来まして、終了後に行ったアンケートの結果でも満足度はかなり高かったです。
具体的な運動としては、写真にあるような手の運動だけでなく、チェアロビを行っている時は手の運動と同時に常に足踏みをしている事になります。ですので、有酸素運動としても効果があり、また手足の全身的な運動とあわせて手足を別々に動かしますので脳トレ的な効果も期待できるなど本当にいろいろな効果がある運動です。
肩や肩甲骨を動かして肩こり予防を行い、一緒に有酸素運動もできる一石二鳥の内容でした。そして皆さんがとても楽しんで行っていただけたことが一番うれしかったです。また機会があれば取り入れていきたいと思いますし、ほかにも良い運動・体操がありましたらご紹介していきたいと思います。
次回の体操教室は10月4日(水曜)13時から
『認知症予防運動など』の内容で開催予定です。
皆様のご参加お待ちしています!
8/2(水) 「村井クリニック体操教室」を開催しました。猛暑のなか来院くださった皆様ありがとうございました。
今月は「肩こり予防運動&簡単棒体操」の内容で行いました。
まず始めに、本題の棒体操に入る前に今月の担当療法士から夏場によく起こる「こむら返り」についてのお話から行いました。夜中にふくらはぎがつって激痛に苦しむという体験を一度は皆さんしたことがあると思います。そのメカニズムや対処法など説明プリントを見ながらお話ししました。水分をしっかりとって、食事を三食きちんと取り、お風呂では湯船につかって体を温める。これら基本的な生活習慣も十分な予防策になる、というようなお話をさせていただきました。
続いて本題の肩こり予防運動・簡単棒体操を行いました。肩こり予防運動では、肩の健康自己チェックというものを行いました。9つのチェック項目からなるもので、ご自身の肩の不調がどのステップかを知り、それに合わせた対処法をするのが大切になります。今回の体操教室ではそれぞれの時期の対処法を療法士指導のもと行ってみました。肩の不調がある方はぜひ参考にしてみてください。
続いて簡単棒体操を行いまして、参加者の皆さんの肩甲骨周囲の筋肉をさらに動かしていきました。棒体操の運動はどれも体操自体はシンプルなものですが、今回のように皆さんで行うことで、楽しくより効果的に行うことができる効果もあります。棒体操は定期的に行っている内容ですが、毎回盛り上がって楽しくできる内容であると思います。今後も定期的に取り入れていこうと思いますので皆さん楽しく行っていきましょう。
次回の体操教室は9月6日(水曜)13時から
『肩こり予防運動・腰痛予防運動など』の内容で開催予定です。
皆様のご参加お待ちしています!
7/5(水) 「村井クリニック体操教室」を開催しました。ご参加くださいました皆様、ありがとうございました。今月は前半に当クリニック管理栄養士による栄養講和『フレイルと食事』について、そして後半は『フレイル予防運動』の二本立ての内容で行いました。
前半の管理栄養士による栄養講和では『フレイルと食事について』や『栄養ワンダー:間食のすすめ』などの内容で講和を行いました。基本的なフレイルの説明の他にも、これからの時期ならではの脱水の話など幅広いお話を聞くことが出来ました。間食の話では、今までのイメージでは間食はあまり良くないものというイメージがありましたが、間食の内容を見直して、三食の食事で取りきれない栄養素を間食で補うようなものであれば積極的に間食をしていきましょう、という内容でした。その間食におすすめの食材として『キウイフルーツ』や『牛乳』があるそうです。今回は栄養士会協賛のもと、その二つをお土産としてプレゼントとしてお渡しすることができました。ぜひ参考にしていただければと思います。
後半は動画を見ながら『フレイル予防運動』を行いました。フレイル予防では主に下肢の筋力・特に太ももやお尻、ふくらはぎの筋力をつける事が重要になります。今回行った運動もスクワットと踵上げの運動でおしり・ふとももとふくらはぎの筋トレを行いました。他には片足立ちでのバランス運動、さらにフロントランジという少し不可の強い運動も行いました。解説をしながらゆっくり4つの運動を行いました。同じ内容をプリントにしたものもお配りしたので、ぜひ参加された皆様はフレイル予防のためご自宅でも続けていただければと思います。
次回の体操教室は8月2日(水曜)13時から
『簡単棒体操など』の内容で開催予定です。
棒体操の棒をお持ちの方は是非my棒をご持参ください。皆様のご参加お待ちしています!
6/7(水)「村井クリニック体操教室」を今月も無事開催しました。ご参加くださいました皆様、ありがとうございました。今月は『認知症予防運動』の内容で行いました。16名の方にご参加いただき、今回も楽しく開催する事ができました。
今回は認知症予防運動の内容を大きく3つに分けて行いました。
一つ目は「短期記憶の訓練」として、体ではなく頭の体操を行いました。二つ目は「コグニ体操」という認知症予防のためにつくられた運動です。二重課題という両手や手と足を別々に動かす運動や手の運動と足踏みを同時に行う運動など主に体の運動でした。三つ目は、言語聴覚士による「顔とお口の体操」と「発声練習」を行いました。
短期記憶の訓練では、日常でもよくある、「この人の顔は覚えているけど名前が出てこない・・・」という場面にも活かせるような、顔の特徴を覚える練習をしました。年齢や性別などの特徴を自分なりに関連付けて覚える・思い出すということを日常でも意識して行うことが、頭の体操にもなるというお話もさせてもらいました。
お口の体操や発声練習では、マスク生活が長くなり顔や口の動きが少なくなる人が増えたということもあり、口や舌を大きく動かす運動を行ないました。発声練習では、有名な「パタカラ体操」で発声練習をしたあと、最後に全員で歌を歌って締めました。どの練習も皆さん一生懸命、そして楽しんで取り組んでいただけていました。
次回の体操教室は7月5日(水曜)13時から
『栄養講話:フレイルと食事について』(管理栄養士 岩本)
『フレイル予防運動』の二本立ての内容で開催予定です。
前半は30分程度の予定で、当クリニック管理栄養士の岩本による栄養講話を実施いたします。内容は『フレイルと食事について』です。フレイルの説明や、フレイル予防に効果的な食事・献立のアドバイスなどをしてもらいます。日頃の食事の献立に悩んでいる方へのアドバイスや、どのような食材がおすすめなのかなど、面白いお話が聞けると思いますので、ぜひ皆さんお誘いあわせでお越しください。後半ではフレイル予防の運動も行ないますので、運動ができる格好もお忘れなく!皆様のご参加お待ちしています!
5/10(水)「村井クリニック体操教室」開催しました。ご参加くださいました皆様、ありがとうございました。今月は『簡単棒体操&腰痛予防運動』の内容で行いました。17名の方にご参加いただけまして、今月もにぎやかに楽しく開催する事ができました。
前半は腰痛予防運動を行ないました。始めに、腰痛予防のための座る姿勢を確認しました。坐骨にしっかり体重を乗せ、軽く胸を開いて座り、骨盤は後方に倒れないよう起こすというアドバイスのもと、皆さんで姿勢の確認を行いました。運動を行なう際にはこの基本姿勢から始め、またこの姿勢に戻るという点に注意して行ってもらえればと思います。実際の運動では腰部周辺のストレッチと腹筋の筋力トレーニングを行いました。腰痛の原因としては、腰周辺の筋肉の固さや腹筋の筋力低下が原因となることが多いです。それらの改善のため今回はストレッチと腹筋の筋トレを中心の運動を行ないました。太ももの後ろを伸ばすストレッチでは皆さん苦笑いが出るほどの痛みのなか頑張って伸ばしていただけました。腹筋の運動では、普段やらないような姿勢の運動に苦戦しながらも、皆さんしっかり行えていました。
後半は簡単棒体操を行いました。棒体操は体操教室ではおなじみのメニューになっていますが、皆さんで行うと毎回盛り上がりますし、またしっかりとした運動にもなりますので、とても良い運動だと思います。これからも定期的に行っていく予定ですので、ぜひ皆さん毎回ご参加いただき上手になっていただければと思います。
次回の体操教室は6月7日(水曜)13時から
『認知症予防運動』の内容で開催予定です。
皆様のご参加お待ちしています!
4/5(水)、「村井クリニック体操教室」を今月も開催しました。ご参加くださいました皆様、ありがとうございました。今回は『肩こり予防運動』の内容で行いまして、16名の方にご参加いただけました。
今回の肩こり予防運動では、主に肩周囲や首周囲のストレッチングを中心に行っていきました。ストレッチとは「伸ばす」という意味で、運動で用いるストレッチングとは筋を伸ばす柔軟体操のことです。日常生活で座位など同じ姿勢が続いたり、運動で同じ動作が繰り返されたりすることで筋の柔軟性に偏りが出始めます。肩こりはそのように筋の柔軟性が低下し固くなった状態のことをいいます。ですので、肩こり予防・改善にはストレッチングはとても適した運動なのです。
ストレッチを行う時は、呼吸を止めず、反動をつけず、無理せず行うことが基本となります。今回の体操教室でも、理学療法士の指導のもと、呼吸を止めず無理せずご自身に合った可動域で伸ばしていくという助言をさせてもらいながら進めていきました。頚部からはじめて、肩周り、体幹までそれぞれの方向に伸ばした後、最後は肩周囲と頚部の筋トレまで行いました。
ストレッチング中心の内容でしたが、様々な種類のストレッチングを続けて行うことで運動強度としてもなかなかやりがいのあるものとなりました。教室後は『肩が軽くなった~』と言って下さる参加者の方もいらっしゃって、効果もしっかり得られた内容であったと思います。ぜひ、今回行った内容を一つでもご自宅で続けてもらえたらと思います。
次回の体操教室は5月10日(水曜)13時から
『簡単棒体操・腰痛予防運動 など』の内容で開催予定です。
皆様のご参加お待ちしています!
3/1(水)「村井クリニック体操教室」を今月も開催しました。今回は15名の方にご参加いただきました。ご参加くださいました皆様、ありがとうございました。
今回は『体力測定~フレイルチェック~』の内容で行いました。
前半では、フレイルについての説明を行い、その後フレイルチェックということで、握力や歩行速度などを測定しました。握力では男性は28㎏未満、女性では18kg未満がフレイルの基準になっています。皆さんはご自分の握力がどのくらいかご存じでしょうか?近年では、握力は手の力だけでなく、全身筋力の指標とも言われています。全身の筋力や体力が衰えると握力も低下していきますので、ご自分の筋力の指標に握力の定期的な測定はおすすめです。歩行速度では、歩行速度が1m/秒未満が評価基準ですので、今回は5m歩行を通常の歩行速度で歩いてもらい、4.9秒以内で歩けるか測定しました。その他に、体重減少がないか?定期的な運動をしているか?わけもない疲労感はあるか?といった問診で、5項目からなるフレイル診断基準をみんなでチェックしました。
続いて後半では、動画を見ながら転倒予防の運動を行ないました。今回は『二重課題』というテーマを取り上げてみました。高齢になり転倒するリスクは皆さん増えるわけですが、転倒の理由が単純に筋力の衰えや関節のこわばりだけではなく、注意機能の低下(→段差や障害物の見落としによる引っかかりなど)が原因になることもとても多いです。日常ではただ歩くことだけに集中できるわけではなく、物を持ったり、誰かと話したりしながら歩くことが多いです。その時に注意が両方に向けられるような練習、ということで今回この「二重課題」の運動を行ないました。といっても運動は単純で、なるべく早い足踏みをしながら課題の言葉を話す、というものです。足踏みをしながら赤い物をたくさん答える、動物の名前をたくさん挙げる、などを皆さんで動画を見ながら行いました。楽しく脳トレや運動が出来たと思いますが、途中動画の音量が小さく聞き取りにくい状態になりご迷惑おかけしました。次回以降改善いたします。
次回の体操教室は4月5日(水曜)13時から
『肩こり予防運動~簡単棒体操 など』の内容で開催予定です。
皆様のご参加お待ちしています!
2/1(水)、今月も「村井クリニック体操教室」を無事行うことができました。今月は13名の方にご参加いただきまして、換気等の感染対策をしながら、今回も楽しく運動を行なえました。ご参加くださいました皆様、ありがとうございました。
今回は『認知症予防運動』の内容で行いました。
まず前半では、作業療法士担当で認知症予防のための運動や記憶に関する課題・高次脳機能に関する課題などを行いました。前回の認知症予防でも行いました左右の手を別々に動かす「拮抗運動」(右手は三角・左手は上下に動かすなど)では、皆さんスピードや難易度が上がると出来ないものもありましたが、必死に取り組んでいる姿が素敵でした。ほかには、プリント課題で、漢字を声に出して読むというものも行いました(写真参照)。「色」の漢字がカラーで様々な色で書かれたものを、漢字を読むパターンと色で読むパターンとで分けて行ってみると、意外と難しく、間違ってしまう方も見られましたが、それはそれで盛り上がって楽しく行えました。他にも、40分前に出された課題を覚えていられるか、という記憶の課題も同時に行いまして、盛りだくさんの内容であっという間の前半戦でした。
続いて後半では、言語聴覚士による顔・口・舌の運動と発声練習を行いました。普段はなかなか接することがない言語聴覚士という、言葉のリハビリや嚥下(飲み込み)が専門の療法士による貴重な回となりまして、参加できた皆さんはラッキーでした。口や舌を動かす運動を、言語聴覚士の見本を見ながら行ったあと、発声練習では「パタカラ」という嚥下にも関係する発声をみなさんで実際に声を出して行いました。最近はすっかりマスク生活が普通になり、顔や舌を大きく動かすことも少なくなりました。またお一人暮らしの方などは声を出すことも普段では少なく、ますます口の動きなどが少なくなっていると思います。言葉のリハビリでも実際に使っている資料や発声練習で皆さん十分に顔と発声の運動も行えていました。次回、言語聴覚士の体操教室担当は6月に予定していますので、ご興味ある方はぜひご参加ください。
次回の体操教室は3月1日(水曜)13時から
『体力測定~ロコモ度テスト など』の内容で開催予定です。
皆様のご参加お待ちしています!
あけましておめでとうございます。
今年も「村井クリニック体操教室」は毎月第一水曜日に開催しますのでよろしくお願い致します。2023年になり一回目の体操教室を1/11(水)に行いました。16名もの方々にご参加いただきまして、楽しく運動を行なうことができました。参加してくださった皆様、ありがとうございました。
今回は『腰痛予防運動など』という内容で行いました。腰痛予防というタイトルではありましたが、腰痛というのは腰だけが原因ではない、という説明のもと、今回は腰周辺の運動だけでなく、『手の運動編』『体幹の運動編』『足の運動編』『有酸素運動編』と分けて、全身的にくまなく運動を行ないました。参加された皆様も、手の運動・足の運動と進むにつれて、全身的に体を動かすことができて、とても充実した様子が伝わってきました。今回は本当に工夫したいろいろな種類の運動が用意されていましたので、皆さん次は何?といった感じで楽しんで意欲的に取り組んで頂けていたのが印象的でした。
『有酸素運動』では、タオルを両手で持ちクルクル回す運動を行なったり、歌を歌いながらそれに合わせて大きく手を振って足踏みもする運動を行なったりと、普段自宅で一人では行わないような運動をしました。皆さんで集まって、声を出したり笑いあいながら行うことで、同じ運動でも楽しく効果的にでき、気持ちも明るく健康になれると感じました。
まだまだコロナ感染者数は落ち着いていませんが、このようにみんなで集まって運動することは、心身の健康にとって、とてもよい事だと思いますので、感染対策を行いながら今後も体操教室を開催していければと思います。
次回の体操教室は2月1日(水曜)13時から
『認知症予防運動 など』の内容で開催予定です。
皆様のご参加お待ちしています!
12月7日水曜日、換気などのコロナ対策を行いながら今月も『村井クリニック体操教室』を開催致しました。
今回は『肩こり予防運動 など』という内容で行いました。ご参加いただきました皆様、ありがとうございました。
前半はプリント見ながら肩こりに関してのお話や、ご自分の肩こりチェックをしました。
肩こりは単に姿勢や筋肉の問題だけでなく、仕事や食事、喫煙・飲酒などのライフスタイルや、ストレスなどのメンタルヘルスの影響もうけるというような観点からのお話などをしました。
肩の自己チェックでは9つの質問からなる《肩の健康自己チェック》を行いました。結果によってご自身の肩の痛みの状態が①炎症期②拘縮期③寛解期に分けられまして、それぞれの状態によって動かした方がいいのか、安静にした方がいいのかなどの対応が異なってきます。ですので、ご自身や周囲の方などで肩こりや肩痛に悩まれている方がいらっしゃいましたら、一度このようなチェックを行うことや、医師やリハビリスタッフなどにご相談されるのもよいかもしれません。今回はそれぞれの時期に行う「セルフエクササイズ」までご紹介し一緒に運動してみました。
後半では、みなさん大好き『棒体操』を行いました。
基本的な両手で行う棒体操9種類のほかに、後半は応用的に、棒を投げてキャッチする棒体操も9種類行いました。棒体操も回数を重ねてきまして、皆さんとても上手に行えるようになってきていました。投げてキャッチするものなどは、スタッフも含め落としてしまう方もいて、それはそれで盛り上がって良い雰囲気でした。皆さんで集まってやるからこそ楽しく、落としても失敗しても面白くなるもなだ、と改めて思わされました。まだまだコロナ感染状況は良くない事態が続いていますが、そのようにみんなで体操をする良いこともたくさんあると思いますので、感染対策をしながら可能な限り「村井クリニック体操教室」も開催していければと思います。
11月2日水曜日、今月も『村井クリニック体操教室』を開催することができました。
今回は『体力測定~バランステスト・握力など~』という内容で、主に体力測定を行いました。ご参加いただきました皆様、ありがとうございました。
今回行った体力測定は以下の3つです。
① 片足立ちバランステスト
→転倒リスクや日常生活動作低下との関係性あり
② 5メートル歩行テスト(通常速度と最大速度)
→健康状態のバロメーター。平均余命や転倒リスクとの関連あり
③ 握力
→手の力だけでなく全身の筋力との関連あり
→男性25㎏以下、女性20㎏以下の方は将来サルコペニアのリスクあり
皆さん真剣にご自分の歩行速度や握力などを測定されていました。歩行速度などはなかなか計測する機会がないと思いますので良い機会だったと思います。ご自分の結果は記録用紙に記入してお持ち帰りしていただきましたので参考にしてみてください。
体力測定をしてみたいという方はぜひ次回の体力測定の回にご参加ください!
10/5水曜日、コロナ感染拡大のため、8月・9月と延期していました『村井クリニック体操教室』を2ヶ月ぶりに開催することができました。今月は『認知症予防体操』の内容で行いました。ご参加いただきました皆様、ありがとうございました。
久しぶりの開催でしたが、13名の方にご参加いただき、にぎやかに楽しい雰囲気で行うことができました。
今月は『認知症予防体操』ということで、まずは頭と体を同時に動かす『拮抗体操』という体操を行ないました。『拮抗体操』とは、左右の手や足をそれぞれ別々に動かす体操です。つられて左右が同じ動きにならないよう、頭で考えながら取り組むため、脳の活性化に効果があります。右手は上下に、左手は三角に動かす運動などを、今回担当の作業療法士の指導の下行いました。始めは上手くできなかった運動も回数を重ねるごとに上達が見られていました。大人数で楽しく行う事でより脳の活性につながったと思いますし、その運動ができなくても、できるように考えて努力する事が活性になると思いますので、ご自宅でも今日行った拮抗体操をぜひ練習してみてください。
次に2グループに分かれ円を作り、棒を使って輪なげの輪を渡していくリレーゲームを行いました。単純に見えるこの運動が、今日一番盛り上がりました!これも隣の人に渡すだけでなく、一つ隣の人に渡す、輪を二つで行うなどルールを少し変えるだけで難易度が上がり、頭で考えながら次の人に渡すという脳と体の活性につながるものでした。参加者の皆さんがとても楽しそうに行っているのを見て、ぜひ次回の認知症予防体操の回でも行いたいと思いました。
最後はスクリーンで動画を観ながら全員で『コグニサイズ』を行いました。
「国立長寿医療研究センターが開発した認知症予防のための運動プログラムで、「コグニサイズ」と名付けられたこの体操では、有酸素運動をしながら計算やじゃんけんをするなど、「からだ」と「あたま」の体操を同時に行いました。
とても良い雰囲気で一時間楽しくいろいろな認知症予防運動ができたと思います。
次回の体操教室は11月2日(水曜)13時から
『体力測定~握力・バランス など 』の内容で開催予定です。
皆様のご参加お待ちしています!
7/6水曜日、『村井クリニック体操教室』を今月も無事開催することができました。
今月は『腰痛予防体操』などを行いました。ご参加いただきました皆様、ありがとうございました。
先月の16名に続き、今月は20名もの方にご参加いただきました。
地域の交流の場としても活用してほしいと思っています、というお話は前回もさせていただきましたが、これからもたくさんの方にご参加いただき、地域の皆様が集まって楽しくお話と体操をしてもらえる場を提供できるよう続けていきたいと思います。よろしくお願いします。
今月は『腰痛予防体操』ということで、まずは腰痛を大きく4つの種類に分けて、それぞれの腰痛の種類に合った予防運動を行っていきました。
長時間立っていると痛い方、体を回す・ねじると痛い方、後ろにそらすと痛い方などなど、一口に腰痛といっても様々な症状・原因があります。その中でも比較的共通して予防効果のある運動を中心に運動を行いました。代表的なものとしては、お腹をへこますようにしてお腹に力を入れる(腹筋)ものや、太ももやふくらはぎの後面の筋肉を伸ばすストレッチなどがあります。一つずつやり方を確認しながら皆さん丁寧に行えていました。
後半は、新聞紙を丸めて作った棒を使っての「棒体操」を行いました。棒体操では腰痛予防の効果のある運動はもちろん、瞬発力や頭の体操も同時にできるようなものまで幅広く行いました。棒体操は毎回皆さんが楽しんで行える「人気メニュー」になっていると思います。今月も皆さん大いに盛り上がって、楽しく体操を行えていました。
今回は体操教室の始めと終わりに、代表者一名のみでしたが、『ファンクショナルリーチテスト』というものを行ってもらい運動の効果を簡単に数値で測ってみました。結果は見事にリーチ動作(立って手を伸ばし何センチ前へ伸ばせるかというものです)が10cm以上アップしました!楽しいだけでなく、運動の効果もしっかり出ているという結果になり一安心でした。ご協力いただいた方ありがとうございました。素晴らしい結果であったと思います!
次回の体操教室は8月3日(水曜)13時から
『認知症予防運動 など 』の内容で開催予定です。
皆様のご参加お待ちしています!
6/1(水)、今月も体操教室を開催しました。今月は『肩こり予防体操』を行いました。
ご参加いただきました皆様、ありがとうございました。
今回は16名もの方にご参加いただき、とても賑やかに楽しい雰囲気で行うことができました。『村井クリニック体操教室』は体操や運動をして健康になるという目的だけではなく、地域の交流の場としても活用してほしいと思っています。今回のようにたくさんの方にご参加いただき、地域の皆様が楽しくお話をしていただけることは大変嬉しいです。ぜひ今後もご活用いただければと思います。
『肩こり予防体操』ということで、まずは肩周囲の運動から行いました。頚部や肩周囲の運動をゆっくり大きくそして回数を多く行う事を意識して体操を行っていきました。単純な運動でも30回程度行うことで、効果が高まり、体感的にも心地よい疲労感を得られている様子でした。
そして今回は肩周囲の運動だけでなく、下肢の運動やストレッチ、また全身的な有酸素運動も取り入れて行いました。いろいろな種類の運動を行いましたが、皆さんどの運動も積極的に楽しんで行えていました。タオルを使った運動は、日ごろ自分たちではなかなかやらないような動きや体操でしたのでとても良い運動ができたと思います。
また後半には言語聴覚士による顔の運動と発声練習・早口言葉の練習も行いました。今回は内容がもりだくさんで後半の発声練習や早口言葉の練習は、まだまだ皆さん物足りない感じでしたが、時間の都合もあり、すべてを行えませんでした。言語聴覚士による発声練習・早口言葉はまた今後も行っていく予定ですので、ぜひ楽しみにしていてください。
次回の体操教室は7月6日(水)13時から
『腰痛予防体操 など』の内容で開催予定です。
皆様のご参加をお待ちしています!
5/11(水)、体操教室を開催いたしました。今月は『体力測定~ロコモ度テスト~』の内容で行いました。ご参加いただきました皆様、ありがとうございました。
はじめに、『ロコモとは?』を理解していただくためにDVDを見ながら簡単な講義を行いました。そしてそのあと「ロコモ度テスト」を行い、参加者の皆さんのロコモ度を判定していきました。
始めの講義では皆さんとても真剣に聞いてくださって、ロコモとは?をよく理解していただいた様子でした。ロコモ度テストでは、①立ち上がりテストと②2ステップテストの2グループに分かれて測定していきました。和気あいあいと、でも真剣にといった感じでとても楽しい雰囲気で行うことが出来ました。クリニックのスタッフや他の参加者に見られながら測定を行うことで緊張してしまう方もいらっしゃいましたが、逆にいつも以上の力が出ている方もいたようでした。
定期的にロコモ度を調べることでご自分の歩行の状態や筋力の評価ができますので、ご興味を持たれた方はぜひ次回の「ロコモ度テスト」をご利用ください。
村井クリニック体操教室では年に2回を目安にロコモ度テストを行う予定ですので、詳しい日程等は院内ポスターやチラシ、ホームページをご覧ください。
※次回の体操教室は5月11日(水)13時からです。
内容は『肩こり予防体操 など』を行う予定です。
皆さまのご参加をお待ちしています。
4/6(水)、コロナウイルス蔓延防止措置が出ていたため延期していた体操教室を3ヶ月ぶりに開催しました。久しぶりの開催でしたが13名もの方にご参加いただき、楽しく行うことができました。ご参加いただきました皆さま、ありがとうございました。
今月は『認知症予防運動』ということで、頭と体を両方使うような運動を行いました。
まずは担当スタッフと一緒に、プリントを見ながら毎回行っている認知症予防運動を行いました。右手と左手を別々に動かす動きや、後出しじゃんけんで勝つ、負けるなど、毎回参加いただいている方にはおなじみの運動です。何回か行っている方やご自宅で練習しているという方は上手に行えていました。他にも、足踏みしながら数を数え3の倍数で手をたたく運動や、二人一組でタッチするなどの運動を行い、徐々に打ち解けてくると皆さん笑顔も見られてきて、楽しい雰囲気で行うことができました。
後半はスクリーンで動画を見ながら運動を行いました。
今回は【コグニ体操・コグニサイズ】をというものをご紹介しました。
コグニサイズとは国立長寿医療研究センターが開発した運動と認知課題(計算、しりとりなど)を組み合わせた、認知症予防を目的とした取り組みの総称を表した造語です。英語のcognition(認知)とexercise(運動)を組み合わせてcognicise(コグニサイズ)と言います。Cognitionは脳に認知的な負荷がかかるような各種の認知課題が該当し、Exerciseは各種の運動課題が該当します。今回このコグニサイズを初めて取り入れてみましたので、皆さんで初級を行いました。具体的には立って足踏みをしながら声を出してリズムを数え、それに合わせて手を上に挙げたり、前に出したしするというものでした。初級ということもあり、動画の見本を見ながら皆さん上手に行えていました。このコグニサイズは初級・中級・上級に別れ、さらに体操の種類もたくさんあるそうですので、村井クリニック体操教室でも今後定期的に取り入れ、徐々に難しい課題に挑戦していくのもいいかな、と思っています。次回の認知症予防運動の回でもぜひ皆さん一緒に行ってみましょう。
※次回の体操教室は5月11日(水)13時からです。
内容は『体力測定~ロコモ度チェック~』を行う予定です。
2022年になって初めての体力測定です。ご自身の体力を定期的に測るよい機会にしていただければと思います、皆さまのご参加をお待ちしています。
あけましておめでとうございます。
本年も毎月第一水曜日の13時から開催していく予定ですのでよろしくお願い致します。
今月は「足部・足指の運動」という内容で行いました。ご参加いただいた皆さま、ありがとうございました。
まずは足部や足指に関して、プリントを見ながら簡単な説明から行いました。足首から先の部分に骨や筋肉がどのくらいあるのか、どういう働きをして、またどのような異常や疾患があるのか、などといったことを説明させていただきました。
足部は、人体全体中の1/4もの骨の数で構成されており、筋肉も同様に1/8の数の筋肉があるということで、いかに足部や足指が人体にとって重要かといえる一つの指標であると思います。
腰痛や膝痛の原因が、外反母趾等の足部のトラブルによるケースもありますのでご自分の足の形や特徴を知ることも大事なことだと思います。
説明の後は、ご自分の足部の特徴を知る評価の一つである『フットプリント(足形)』を取るチームと足部・足趾の運動をするチームに別れて、交換で行いました。
足部の運動では、主に足の指を動かす運動を中心に行いました。『足指じゃんけん』や『タオルギャザー』など実際のリハビリのプログラムでもよく用いる運動を行いました。皆さん得意不得意があるもののしっかりと動かせていました。
フットプリントでは、立位で計測することでご自分の足の形だけでなく、立った時の重心の位置を実際に知ることが出来たと思います。良い・悪いという判断よりは、そのような特徴があるとまずは理解してもらえればと思います。
今回の内容で足の状態等が気になった方は、まずはリハビリスタッフや今回担当させていただいた間瀬(ませ)・田村までお気軽にご相談いただければと思います。
今回ご参加いただいた皆様、長い時間になりましたがありがとうございました。
次回「村井クリニック体操教室」は 2月2日(水)13時からです。内容は『認知症予防体操など』の予定です。皆さまのご参加をお待ちしています。
12月1日(水)『村井クリニック体操教室』を開催しました。ご参加いただいた皆さま、ありがとうございました。そしてなんと今月は初参加の方が5名いらっしゃいました。久々の10名越えの参加者でにぎやかに体操ができて楽しかったです。
そしてそんな【村井クリニック体操教室】も2019年12月からスタートしまして丸2年が経過し、今月の開催から3年目に突入しました。これからも健康のための体操だけではなく、地域の皆さんの交流の場になればという思いで続けていきたいと思いますので、お時間ある時は気軽に体操にご来院ください。
今月は「糖尿病に関する動画視聴」という内容でした。済生会宇都宮病院が主催していっる糖尿病公開市民講座が、YouTubeで無料配信・視聴可能でしたので、そちらの動画を大型画面で視聴しました。内容は ①内科の山下Drによります『糖尿病のABC』と ②理学療法士 神山さんによる運動療法『さいみや体操』の2つをメインに視聴しました。
山下先生のご講義では、Ⅰ型・Ⅱ型糖尿病の種類の説明や、合併症、注意点など、糖尿病に関する基礎的な内容の講義で知識を深めるものでした。皆さんメモを取りながら真剣に聞いていらっしゃいました。
次の運動療法の内容の方では、糖尿病予防に有効な有酸素運動やタオルを使ったストレッチ・筋トレなど動画を見ながら一緒に行うという内容でした。ここからは我々村井クリニックの療法士もお手伝いできる内容でしたので、動画を止めてゆっくり一緒に行ったり、補足説明をさせてもらったりしながら、皆さんで運動療法を実施しました。いろいろな運動がバランスよく入った内容で、運動が進んでいくと皆さん軽く汗をかくくらいの強度のある運動でした。今月も皆さん楽しく運動ができた様子でとても良かったです。
次回「村井クリニック 体操教室」は年が変わりまして令和4年1月5日(水)13時から開催予定です。内容は「足部・足指の体操」となっております。フットプリントという足形を取る評価内容も実施できたら行いたいと思っています。(全員分は難しいかもしれませんが・・・)ご興味ある方はぜひご参加お持ちしています。
そして『村井クリニック体操教室』のLINEグループの方も継続してやっています。現在グループメンバーは7人まで増えています!体操教室の後には気軽に感想などラインができて、なんだか良い感じです。こちらから体操教室の活動日や内容をお伝えするだけでなく、皆さんのほうからも感想・質問・疑問などなど、内容は何でもかまいませんので楽しくグループトークできたらと思っています。ライングループに参加希望の方は随時グループ登録のお手伝いもさせていただきますので、いつでもお声掛けください。
10月に再開致しましてから早くも一か月が経過しました。そして11月も無事『村井クリニック体操教室』 を開催することが出来ました。ご参加いただいた皆様ありがとうございました。
今月は「体力測定~ロコモチェック~」ということで、4か月に一度の、握力や立ち上がりなどを測定する回でした。この『体力測定』では『ロコモ度チェック』ということで①立ち上がりテスト②2ステップテスト③ロコモ25(25個の質問事項)の3つを計測しご自分の『ロコモ度』を判定していました。今回からは少しバージョンアップということで測定項目を追加して行いました。
追加した測定項目は・・・
◎片脚立位テスト:
開眼の状態で、片足立ち;5秒以下だと転倒リスクが高い
◎TUGテスト→Timed Up and Goテスト:
3mでターンして往復の歩行速度を計測
13.5秒以上かかると転倒のリスク高い。正常は10秒以下
の2つです。
毎回行っている①握力②立ち上がりテスト③2ステップテストに加え全部で5つの項目の体力測定となりました。ロコモ度の判定はそれほど皆さん変化なく経過されていますので(素晴らしいことだと思います!)、ロコモ度の判定頻度を減らし、その代わりにバランス能力・転倒のリスクに関するテストを行って、ロコモーティブシンドローム以外にも、筋力やバランスなど幅広くご自身のお体の状態を数値で把握できるお手伝いをしていければと思います。
新しい測定項目も、今までと同じように各個人に記録用紙を作成し、結果を記入したものをこちらで預かりますので、ご自身の結果が経過を追って確認できるようにします。握力やバランス能力などが低下していないか、これを機会にチェックするのに役立ててください。
次回「村井クリニック 体操教室」は12月1日(水)13時から開催予定です。
内容は「肩こり予防体操」にくわえて、「糖尿病」に関する知識や運動についての動画も視聴予定です。ご興味ある方はぜひご参加お持ちしています。
また、10月から始めた『村井クリニック体操教室』のライングループも継続しております。こちらから体操教室の活動日や内容をお伝えするだけでなく、皆さんのほうからも感想・質問・疑問などなど、内容は何でもかまいませんので楽しくグループトークできたらと思っています。希望者の方は随時グループ登録のやり方をレクチャー・お手伝いをさせていただきますのでお声掛けください。
緊急事態宣言発令に伴い9月は中止していました『村井クリニック体操教室』ですが、1ヶ月ぶりに再開し、10/6(水)13時~ 開催しました。
今月は「認知症予防体操」ということで、認知症予防に効果的な運動を中心に行いました。
左右の手を別々に動かす運動や、体と頭を一緒に働かせる運動などが認知症予防に効果的な運動と言われています。はじめは手が左右一緒に動いてしまっている方もいらっしゃいましたが、繰り返し行っていくと出来るようになってきていました。ということはそれだけ脳も活性化されているということでしょうか。このような運動は一人では取り組みにくいと思いますが、みなさんで集まって楽しく行ったほうがやりやすいかと思います。ぜひこの体操教室をご活用していただければ嬉しいです。
今回、通常の1時間の体操教室後に、前回の体操教室に引き続き新たな取り組みを行ってみました。前回8月の教室では初の試みとして管理栄養士さんによる講和を行いましたが、今月は初の試み第2弾として、スマートフォンを使っての【LINE(ライン)グループ登録】とパソコンを使っての【ZOOM(ズーム)】体験を、短い時間ではありましたが行いました。
体操教室に先駆けまして、なぜスマートフォンやパソコンを使ってそのようなLINEやZOOMといったことをこの体操教室で行うのかをご説明させていただきました。
単身で暮らしている方や高齢者のみで生活しているという方々が年々増加していると思いますが、そのような世帯の場合、1日の会話量や社会とのつながりが著明に少なくなっていると考えられます。そしてそのようないわゆる『人とのつながり』が少ない場合、健康に関する害もあることが少しずつ明らかになっているようです。現在コロナ禍ということもあり、より集まりにくい・人と会いにくい状況になっていると思います。そこで『村井クリニック体操教室』では、コミュニケーション支援としてつながりを作る一助になればと思い、LINEのグループを作りました。開催のご連絡だけでなく、何気ない会話や、誰かに伝えたいことなど、なんでも構いませんので、このグループトークに発信してつながっていければと思います。毎回の体操教室後に登録の仕方のアドバイスや、参加者募集を致しますのでお気軽にお声掛けください。
次回「村井クリニック 体操教室」は11月10日(水)13時から開催予定です。
内容は「体力測定~ロコモ度チェック」です。2021年最後の体力測定になりますので、ぜひ皆さまご参加ください。
8/4(水)13時~『村井クリニック体操教室』を開催しました。
今月は初の試みとして、当クリニック管理栄養士による栄養に関する講和を前半に行いました。内容は「フレイルについて」でした。後半はその「フレイル」に対する予防運動を行うという2本立ての体操教室でした。参加していただいた皆様、ありがとうございました。
前半は栄養講話ということで、「フレイルと栄養」について、当クリニック管理栄養士の岩本による講和を行いました。フレイルとは「虚弱」を意味する言葉で、加齢にともない心身の機能が低下した状態のことを指します。管理栄養士として在宅医療に携わる中で、低栄養状態の高齢者が非常に多いと感じるそうです。特に高齢者のみの世帯になると、毎食の献立の品数が少なくなり、栄養もかたよってしまい、タンパク質などの栄養素も不足しがちになるとのことです。そうなると運動をしても筋肉のもとになる栄養が足りず、筋力が増えないといったことになります。またさらにエネルギーが足りなければ、筋肉のタンパク質を分解してエネルギーに変えてしまうので筋肉がさらに細くなってしまうなど、とても興味深い内容のお話でした。
フレイルの予防としては?栄養②運動③社会参加の三つが推奨されています。その?栄養の観点からアドバイスとして、毎食一品タンパク質を補うおかずを追加する⇒焼き魚を付ける、温泉卵を付けるなどがおすすめだそうです。牛乳なども手軽にタンパク質がとれるとのことです。
講話の後半では実際に携わった方の実例も紹介していただきました。一年間かけて食事・栄養を改善して、体重が増え歩行等の日常生活動作も改善した症例でした。その方のお写真も見せていただきました(許可を頂いたものです)。栄養士の介入一年後のとても素敵な笑顔の写真が印象的でした。食事・栄養は最近注目されていますが、あらためてその必要性・重要性を感じる講話でした。ご自宅で介護をされていて食事や栄養にお困りごとがある方は、まずは相談からでもかまいませんので、ぜひお声掛けください。
講話終了後は、フレイル予防の「運動」を行いました。
今回は「フレイル予防運動」として主に足の筋力を付ける運動を動画を見ながら行いました。片足立ちやつま先立ちの運動など、運動としては基本的なものですが、ゆっくり丁寧に行う事で、みなさん体が熱くなってくる感じがあるといった声が聞かれていました。当体操教室ですでに行っている「ロコモ体操」も同様ですが、運動は継続して行うことが重要です。定期的に体操教室に参加するなど運動の機会を作っていきましょう。
次回「村井クリニック体操教室」は10月6日(水)13時から開催予定です。
内容は「認知症予防体操/その他」です。ぜひ皆さまのご参加お待ちしています。
7/7(水)13時~『村井クリニック体操教室』を開催しました。
今月は「肩こり・腰痛予防体操」を行いました。ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。
今月はプリントの資料と合わせて、大きなスクリーンも使って行いました。前半では肩こりについての説明や、日頃の座っている姿勢の大切さ、どのような姿勢が肩こりやストレートネックに良くないかなどの説明を行いました。最近ではスマートフォンやパソコンを使う時間が増えていますので、その影響で肩こりやストレートネックになることもあるという説明もありました。
そして後半では、それぞれの症状に対するストレッチや体操を頸部から肩、上肢と順々に行っていきました。資料だけでなく、大きなスクリーンも使って行ったことで、参加者の皆さんには視覚的にもわかりやすく体操を行っていただけたのではと思います。頚部や肩の運動を進めていくと、参加者の中には「暑くなってきた」といった声も聞かれまして、運動によって頸部や肩回り血流が改善したのではないかと思います。
今回も実施した体操については資料もお渡ししていますので、ご参加いただいた皆さんは、効果を実感できた体操に関しては是非ご自宅でも継続して行っていただけたらと思います。
次回8月4日(水)の体操教室では、前半に当クリニックの管理栄養士による講話を予定しています。内容は「フレイル」についてです。管理栄養士のお話を聞ける貴重な機会かと思いますので、皆様ぜひご参加ください。後半は『簡単棒体操』で体を動かす運動も行う予定ですので、運動のできる格好でご参加ください。
6/2(水)13時~『村井クリニック体操教室』を開催しました。
今月は「体力測定~ロコモ度チェック~」を行いました。ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。
村井クリニック体操教室では、4カ月に一度、「体力測定」という事で握力測定と「ロコモ度テスト」を行っています。
ロコモ度テストとは、①立ち上がりテスト②2ステップテスト③25の質問からなるロコモ25 の 3つからなるテストです。ロコモとは、骨や筋肉などの運動器の障害のために歩行等の移動機能の低下をきたした状態のことを言います。そこで村井クリニック体操教室では定期的にロコモ度テストを行い、ご自分の移動機能の状態をチェックするということを行っています。
参加者の皆様には毎回のテスト結果を表に記録し、次回測定時と比べられるようにして、結果が良くなったか悪くなったかを一目で比べられるようにしています。今回で三回目の実施となり、毎回参加されている方は3回分の経過を数値で見ることができます。まずは怪我なく測定できるよう準備運動から行い、その後測定をしていきました。毎回参加されている方は、前回までの記録を見ながら、「前回はここまでできましたね」など確認しながら行いました。概ね皆さん前回の記録を維持されていて一安心です。
次に測定した数値をもとに「ロコモ度」を判定しました。ロコモ度は、「ロコモ度なし」「ロコモ度1」「ロコモ度2」「ロコモ度3」で判定され、ロコモ度が上がるにつれて移動能力の低下が悪化しているというものです。ご自分のロコモ度が上がらないよう皆さん今後も継続して測定していければと思います。
最後は「ロコトレ」という筋力トレーニングを全員で行いました。今回は音楽つきで行えるDVDがありましたので、大きなスクリーンに映し出して行ってみました。映像と音楽があるといつもとは違い良い雰囲気で行えていました。
今後も定期的に数値で測定することでご自分の移動機能を客観的に把握するお手伝いができればと思います。皆様ぜひこの機会をご利用ください。次回はまた4か月後の10月に測定予定です。
次回は7月7日(水)13時から「肩こり予防体操など」の内容で開催予定です。
ぜひ皆さま、奮ってご参加ください。
5/12(水)13時~『村井クリニック体操教室』を開催しました。
今月は「認知症予防体操」の内容で行いました。ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。
まず前半は、当クリニックの言語聴覚士(ST)による咀嚼・嚥下機能と認知症の関係に関する講義を行いました。食べ物をかむ事や飲み込むことは、認知症とも少なからず関係があります。認知症があると嚥下機能に問題がなくても飲み込むことが出来なくなってしまう人がいるとのことです。また、口腔内の環境が良いと認知症になりにくいという報告もあるそうです。講義の中では簡単な口腔内環境チェックを質問形式で行いました。
そして講義の後には、咀嚼や嚥下障害に対するリハビリという事で?口と顎の運動、?頬の運動、③舌の運動をST指導の下に行いました。普段口やあごを大きく開ける事や、舌を目いっぱい出す事などはなかなか行わないので、簡単な運動でも口の周囲の筋肉が疲れてくる感じでした。
後半は、理学療法士・作業療法士による「認知症予防体操」を行いました。
前回行った体操で、一回やったことがある動きでもやはり難しいものは難しく、左右の手を別々に動かすものなど皆さん苦戦しながらも楽しく行っていました。認知症予防体操では、たとえその体操がうまくできなくても、考えながら行うことで脳は活性化していると思いますので、みんなで楽しく体操を行えた今回、皆さんの脳は十分活性されたと思います。
最後は風船バレーを行いました。風船バレーは認知機能と身体運動を同時に使うもので、一人で行う体操とまた違う意味合いがあり、このような体操教室でしか行えないものでもあります。今回も皆さん楽しく行っているうちに、風船を落とすまいと自然と大きく手や足が動いていてとても良い運動ができたと思います。皆さんの素敵な笑顔がとても印象的でした。
次回は6月2日(水)13時から「体力測定~ロコモ度テスト」の内容で開催予定です。
3つのテストからなる【ロコモ度テスト】でロコモティブシンドローム(運動器症候群)・移動機能の確認を行います。ぜひ皆様、奮ってご参加ください。
4/7(水)13時~『村井クリニック体操教室』を開催しました。
今月は「簡単棒体操」の内容で7名の方にお越しいただきました。ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。
「簡単棒体操」も3回目となり、続けて来ていただいている参加者の方は慣れた様子で棒体操を行っていました。少しずつ内容も付け加えて行っています。その中で、上手くいくものと、「これは難しいのよね」という様な難しいものとありますが、棒体操もすっかり定着してきているようで、開催する側としても嬉しい限りです。体操は継続して行うことが大切ですので、今後もメニューを覚えるくらい継続して参加してもらえると良いと思います。
後半は棒体操から内容を変えて「猫背チェック」とその改善の運動として「セラバンド体操」を行いました。まずは、なぜ猫背になってしまうのか、の原因を考えるところから説明を行い、次に猫背の種類(①背中猫背②お腹猫背③腰猫背④首猫背)の説明と、猫背チェックを壁に立って行いました。一口に猫背と言ってもいろいろな原因と種類があるという説明を皆さん熱心に聞いていました。その後、セラバンドというゴムを使って、猫背改善のためのセラバンド体操を行いました。
一緒に行った講師の療法士も「腕が疲れる・・・」と言うなか、参加された皆さんはあまり顔色も変えず行えていました。みなさん筋力がなかなか優秀であると思われます!一通りの体操を行った後、再び壁際に立って猫背チェックをおこなったところ、目で見てもわかるほど姿勢が改善される参加者の方もいらっしゃいました。こちらも継続して行うことが大切ですので、ぜひご自宅でもプリントを見ながらやってみてください。
次回は5月12日(水)13時から「認知症予防体操」の内容で開催予定です。
ぜひ皆さま、奮ってご参加ください。
3/3(水)13時~『村井クリニック体操教室』を開催しました。
ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。
今回のテーマは「肩こり予防体操」でした。
まず始めにプリントを使って肩こりについてのお話から行いました。肩こりの原因や、良くない姿勢などの話に加え、今回は睡眠や栄養などといったことまで肩こりの原因になり得るという少し幅の広いお話でした。肩こりに対する体操を単に行うだけでなく、なぜ肩こりになるのか、どういった種類の肩こりがあるのか等を理解して行った方が当然効果はあると思います。皆さん真剣に療法士の説明を聞いてその後の体操を行っていました。
肩こりに関するお話の後に、実際にストレッチを中心とした肩こり予防体操を行いました。主に椅子に座って行う体操が中心でしたが、始めに説明した①良い姿勢で体操を行う事、②ストレッチを行う際には呼吸を止めない事(息を吐きながら伸ばす)、③動かす際に力を入れ過ぎて逆に固くならないように注意する事、の3点をどの体操でも注意して行うと効率的というアドバイスでした。一つ一つの体操を療法士の助言のもと、動かし方や伸ばす部位を確認しながら行っていきました。慣れてきたらより大きく肩甲骨などが動くようになってきます。今回行った体操の内容はプリントでお渡ししましたので、ぜひご自宅でも体操を継続して行ってみてください。
次回は4月7日(水)13時から「簡単棒体操」の内容で開催予定です。
ぜひ皆さま、奮ってご参加ください。
あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願い致します。
令和3年になった最初の水曜日、1/6(水)13時~『村井クリニック体操教室』は、いつも以上にコロナ対策を入念に行ったうえで、開催しました。
今月は年に3回実施予定である「体力測定・ロコモ度チェック」を行いました。ご参加いただきました皆様、ありがとうございました。
「ロコモ」とはロコモティブシンドローム=運動器症候群の通称で、骨や関節、筋肉などの衰えが原因で「立つ」「歩く」といった機能が低下していることを言います。
「ロコモ度テスト」とは移動機能(主に歩行能力)の状況を確認するためのテストで、①立ち上がりテスト ②ツーステップテスト ③ロコモ25(問診)の3項目です。3項目のうち一つでも当てはまると判定されます。判定は「ロコモ度1」「ロコモ度2」「ロコモ度3」で行い、ロコモ度が高いほど移動機能の低下が進行しているというものです。
今回の体操教室では、参加者の皆さんに実際に3つのテストを行っていただき、ロコモ度を判定するところまで行いました。昨年9月にも行っていまして、二回目の参加者の方は前回の結果と比べることもでき、自分の運動器機能の経過を追って確認できるようになっています。
最後には椅子などにつかまってご自宅でもできる「ロコトレ」を行いました。ぜひご自宅でも継続して行い、次回のテストに備えてください。ご興味ありましたら皆さん年に三回の体力測定に参加してご自分の「ロコモ度」とその経過を調べてみませんか?次回のロコモ度チェックは6月の予定です。
次回開催は、令和3年3月3日(水)13時~です。
3月は「肩こり予防体操など」の内容で開催予定です。ぜひ皆さま、奮ってご参加ください。
12/2(水)13時より「村井クリニック体操教室」を開催しました。
今月は「認知症予防運動」という内容で行いました。ご参加いただきました皆さま、ありがとうございました。
まずは今回も認知症に関する勉強から行いました。プリントを使って認知症に関しての説明や認知症を持つ方との関わり方などを座学で学びました。その後、実際の認知症予防に良いとされる運動を行っていきました。具体的に認知症に良い運動とは、二つの課題を同時に行うもの(右手と左手で別の動きをする、しりとりや数を数えながら手足の運動を行うなど)がテレビや書籍でも多く紹介されています。今回の体操教室でも二つの風船を使っての風船バレーや、しりとりをしながら棒を使う運動など、体と頭を両方同時に使う運動を中心に行いました。皆さん悩み苦戦しながらも楽しく運動を行ってもらえました。実際に体験してみると、一つ一つは出来ても二つ同時に行うと難しくなるものが多く、頭が活性化されるような感覚を持てました。続けて行ってもらう事で効果も出てくると思いますで、今回行った内容を是非ご自宅でも継続してもらえればと思います。
次回は年明け令和3年1月6日(水)13時~「体力測定」の内容で開催予定です。
ロコモ度の説明やチェックなども行いますので、皆さんぜひご参加ください。
11/4(水)13時より「村井クリニック体操教室」を開催しました。
今月は「簡単棒体操」と「言語聴覚士による口腔体操」という内容で行いました。ご参加いただいた皆さま、ありがとうございました。
まずは「簡単棒体操」から行いました。今回で棒体操も3回目という事で、皆さん慣れた様子で棒体操を行っていました。簡単な運動でも継続して行う事が大切であると思いますし、そのことがご自分のお体の健康にもつながってくるものと思います。毎回全く同じ内容ではなく、少しずつ内容をバージョンアップして提供させて頂いていまして、今回は投げた輪投げの輪を棒でキャッチする運動や、棒を縦に使って手のひらの上に立ててバランスを取る運動などが新たに加わり、皆さん楽しんで運動されていました。
今月は担当に言語聴覚士もおりましたので、後半は言語聴覚士による嚥下の説明や誤嚥を防ぐ口腔体操を行いました。
まずはプリントで嚥下(飲み込み)のメカニズムの説明や誤嚥についてお勉強しました。誤嚥性肺炎という言葉をみなさん一度は聞いたことがあるかと思いますが、年齢と共に体の筋力が低下するように、口の周りや舌の動きや筋力も低下し誤嚥が起きやすくなります。今回はそのような動きの低下を予防する頬や舌の運動や発声練習を行いました。私たちが日頃生活する中で、口の周りや舌など意識して大きく動かす事はあまりないと思いますので、今回参加された皆さんは良い機会になったと思います。ぜひお体の運動だけでなく、このようなお顔や舌の運動も継続して行っていただければと思います。
次回は12/2(水)13時~「認知症予防体操」の内容で開催予定です。
ぜひ皆さまご参加くださいませ。
10/7(水)13時より「村井クリニック体操教室」を開催しました。ご参加いただいた皆さま、ありがとうございました。
今月は「肩こり予防体操」という内容で行いました。
まずは今回も肩こりについてのお勉強から始まりました。肩こりになる原因や筋肉の部位・名称などの説明からさせていただき、そして実際参加した皆さんがどの程度肩こりなのかをチェックリストを使って判定していきました。結果は皆さんそれぞれでチェックリストにほとんど当てはまらない、という方もいらっしゃいました。
肩こりの説明とチェックの後は実際に肩こり予防体操を行いました。まずはどの体操においても重要になるのは『姿勢』という事で、基本的な大切な姿勢に注意しながら皆様行っていただきました。いくつか姿勢のポイントはありますが、今回繰り返し注意して行ってもらったのが、座る時にお尻の固い骨(坐骨といいます)にしっかり体重をかけるというものでした。座っていると自然に姿勢が後ろへ崩れ猫背になってしまう方が多いと思います。その猫背の姿勢ですと体重は坐骨にかからず、さらにその後ろの方に流れてしまいます。すると姿勢が悪くなり肩は前方にすくみ、肩こりの原因になってしまいます。座って行う運動はこの『坐骨』に体重を掛けて行うのを注意して行ってみてください。立って行うものや重りを使って行うものなど、数種類の体操を姿勢に注意しながら皆さん上手に行っていました。終了後は肩や首が軽くなった、という嬉しいお言葉も聞かれましたので、皆さん効果もあったと思います。ぜひご自宅でも継続して行ってもらえれば嬉しいです。
次回は11/4(水)13時~「簡単棒体操/腰痛予防体操」の内容で開催予定です。
ぜひ皆さまご参加くださいませ。
9/2(水)13時~、今月もコロナ対策を行ったうえで「村井クリニック体操教室」開催しました。ご参加いただきました皆さま、ありがとうございました。
今月は年に3回予定している「体力測定」ということで、握力やステップテストなどの計測を中心に行いました。
ロコモティブシンドローム(ロコモ):運動器症候群
という言葉を耳にしたことはありますでしょうか?
今回はこのロコモという言葉をキーワードに、①立ち上がりテスト?2ステップテスト③問診のロコモ25からなる「ロコモ度テスト」を体力測定として行いました。
ロコモとは運動器(主に骨・関節・筋肉です)の機能障害により移動機能(主に歩行です)の低下をきたした状態のことです。筋肉や骨を長持ちさせ、ロコモを予防し、健康寿命を延ばすといったことが目標になります。簡単に言えば、自分の足で転ばずに元気に歩ける状態をできるだけ長く維持していく、ということになると思います。
「村井クリニック体操教室」でもこの目標に対しての指標として、年に3回程 ロコモ度テストを行っていきたいと思います。参加された皆様の記録は、お配りするものとは別に、こちらでも記録を残しておいてみなさんの筋力等の経過を追っていければと思っています。このように定期的に出来る機会も少ないと思いますので、今回参加できなかった皆様もぜひ次回以降ご活用いただければと思います。
今月も参加くださった皆さま、ありがとうございました。
次回は10/7(水)13時~「肩こり予防体操など」の内容で開催予定です。
ぜひ皆さまご参加くださいませ。
8/5(水)13時~、検温や手指消毒、換気にマスクといったコロナ対策を行ったうえで、今月も村井クリニック体操教室を開催しました。ご参加いただきました皆さま、ありがとうございました。
今月は「認知症予防体操」の内容で行いました。
はじめに認知症が専門分野でもある作業療法士の方から、認知症の種類や特徴から簡単な予防策といったものを、プリントを見ながら、参加者の皆さまと勉強しました。加齢による「もの忘れ」は誰にでも起こるもので、認知症による症状とは少し違うといった内容は、皆さん興味深く聞いていらっしゃいました。また食事の内容や運動も認知症予防に重要であるというのも、TV等でよく耳にしている内容かとは思いますが、改めて確認できました。
プリントによる勉強の後は、実際に体と頭を使った体操を行いました。
認知症予防体操は基本的には、二つの課題を同時に行うことが重要です。
頭で考えながら体も動かすことや、右と左を別々の動きをするなど、簡単な内容でも実際に行ってみるとなかなか難しく、参加された皆さんも楽しく取り組まれていました。この出来そうで出来ない内容を頑張って行うという事に、認知症予防の意義があるのかなと見ていて感じました。皆さん、ぜひご自宅でも今日の体操を継続してもらえればと思います。
今月も和やかな雰囲気で楽しく体操教室を行うことができました。
参加してくださった皆さま、ありがとうございました。
次回は9/2(水)13時~「体力測定/ラジオ体操」の内容で開催予定です。
ぜひ皆さまでご参加ください。
コロナで一時中止していた体操教室も、早いもので6月の再開から数えて2回目の教室を 7/1(水)13時から開催しました。ご参加いただきました皆さま、ありがとうございました。
今月は『腰痛体操・簡単棒体操』の内容で行いました。
まずは「腰痛体操」では、普段何気なくとっている姿勢のチェックから行いました。荷物を持つ時や床から物を持ちあげるやり方など、どういう姿勢が腰に良いか・悪いかを確認しました。続いて今回はベッドに寝て行う腰痛体操を理学療法士が解説・指導のもと行いました。太ももの後ろ側を伸ばすストレッチや、お尻の筋肉を鍛える運動など正しいやり方で、どの部位を対象に行う運動なのかをプリントを見ながら、運動1つずつ確認しながら行いました。
後半は新聞紙で自作した棒を使っての「棒体操」でした。同じ手を上げ下げする運動でも、棒を持つ事でまた違った感じの運動になると思います。基本的な肩・肘・手首の運動から、棒を投げてキャッチするような応用的な運動まで行いました。考えながら運動することで認知的な効果も得られますし、前にかがんだり横に踏み出したりと、棒体操でも全身的な運動になっていました。
最後は歌に合わせて棒をリズミカルに動かす運動でした。投げる・つかむ・ひねるといった単純な動きですがこれが意外と難しく、皆さん楽しみながらも思いのほか苦戦されていました。
今回も一時間を通して和やかに楽しい雰囲気で体操教室を行うことができました。
次回は8/5(水)13時~「認知症予防体操」の内容で開催予定です。
ぜひお気軽にご参加ください。
6/3(水)13時より体操教室を4ヶ月ぶりに開催しました。コロナウイルス感染予防のため、村井クリニック体操教室も 3・4・5月と開催を中止しておりましたが、6月より再開の運びとなりました。ご参加いただきました皆さま、有り難うございました。
今月は『肩こり予防体操』という内容で行いました。
まずはプリントを見ながら座学にて肩こりについての簡単な講義からスタートしました。肩や頚部の周りには多くの筋肉があります。今回参加いただいた皆さまが感じている肩凝りは『僧帽筋』という筋肉が関係している方が多かったようです。後頭部から肩甲骨そこからさらに背骨の方にまで広がる三角形の大きな筋肉です。その他にも皆さん自分が凝っているのが何という筋肉かを資料でよく確認いただきました。
なぜそのように肩や首周りの筋肉が凝るのか。主な原因として今回は普段の座っている姿勢にスポットを当てて説明しました。一般的に言われる「猫背」の姿勢では何が良くないのか、また「猫背」でも肩がこらない人もいるのはなぜかなど、肩こりについて皆さんといっしょに考えていきました。
ひと通りの説明をしたところで、次は実技です。肩こり対策方法の一つがストレッチ、ということで、まずは首周りの筋肉を後ろ→横→前と順番に伸ばしていきました。次に肩回りの筋肉のストレッチと運動としてタオルを使った運動を行いました。理学療法士による専門的な視点から、効率のいい伸ばし方や、より効果的な肩や肩甲骨動かし方を参加者一人一人にアドバイスしながら行っていきました。
最後は皆さんおなじみの「ラジオ体操第一」を用いて、本日行った肩回りの運動を復習しました。ラジオ体操の中で肩を回す動きのある3種類の運動をピックアップし、より効果的な動き方や重心の位置、手の向きなどをまずは音楽に合わせないで確認していきました。そしてその後、音楽に合わせてみんなでラジオ体操を行いました。
一時間という限られた時間ですが、参加者からは『肩が凝っていたのが楽になった』という嬉しい声も聞かれました。今回も皆さんと楽しく体操教室ができて、とても楽しい時間を過ごさせていただきました。また、次回もコロナウイルス感染予防策をしっかりと行ったうえで、楽しく皆さんと体操ができればと思います。
次回は7/1(水)13時~『簡単棒体操・腰痛体操』の内容で開催予定です。
前回の棒体操の回では、参加者の皆さま、とても楽しく体操いただきました。
ぜひ皆さまのご参加をお待ちしています。
今月も2/5(水)13時より体操教室を開催いたしました。ご参加ただきました皆さま、有り難うございました。
今月は理学療法士による『腰痛体操』・作業療法士による『簡単棒体操』という2つの内容で行いました。
まず『腰痛体操』では、参加者の皆さまに、テキストを用いて、ご自分の腰痛の種類をチェックいただくことから行いました。簡単な問診で腰痛の種類を4種類に分類し、ご自分の腰痛タイプがどのタイプなのかを皆さん真剣に判別されていました。そしてそのタイプ別に適した腰痛体操を、理学療法士の説明のもと一通り行ってみました。一口に腰痛と言いましても、様々な種類があり、同じ体操や運動でも腰痛のタイプによっては、より痛みが強くなったり、体操をしてもそれほど効果が出なかったりするなどといったこともあると思います。腰痛の原因は、人により様々ですので、ご自分の体の癖や腰痛の種類にあった運動を行うことが重要になります。皆さん、ご自分の腰痛のタイプをこの機会に覚えていただき、それに適した運動をご自宅でも継続してもらえればと思います。
後半では作業療法士による『簡単棒体操』を行いました。スタッフ手作りの新聞紙を使った棒を使って体操をしました。棒を使って肩の運動を行うことで、普段よりもより大きな可動域で肩の運動や体幹の運動ができていました。リーチ動作という手法を用いて、何センチ前にかがめるようになったかを確認する検査では、被験者となったお二人は、棒体操のあとにはきっちりと数値が上がっていました。また、棒を持っての体操の他にも、棒を投げてキャッチするゲームのような運動も行いましたが、皆さんとても楽しんで取り組んでいただけたようです。「みんなで運動すると楽しいよね」という声も聞かれ、とても嬉しく思いました。
次回は3/4(水)13時~「認知症予防の体操」で開催予定です。
皆さまのご参加をお待ちしています。
1/8(水)13時より第2回目の体操教室を開催しました。ご参加いただきました皆さま、有り難うございました。
今回第2回は、理学療法士による「肩・肩甲骨の運動」と言語聴覚士による「お顔・お口の体操と発声練習」という内容で行いました。
前半の「肩・肩甲骨の運動」では、まずはじめに肩甲骨の場所や動きなどの説明から行いました。肩甲骨の場所や動きなど参加者の皆さんに理解してもらってから体操を行うことで、より効果的な運動をしてもらえると思いますし、日頃からご自分で肩や腕の運動を行うときも、肩甲骨から意識して動かすことでその効果もさらに大きくなります。そのような内容のことを助言させていただきながら、タオルを使ったものなど11種類の肩と肩甲骨の運動をゆっくりと行ないました。参加者の方からも「肩の周りがぽかぽかしてきた」などの声もいただき、皆さん正しく効果的な運動ができていたと思います。
後半は言語聴覚士による「お顔と口の体操と発声練習」を行いました。目の周りや口の周り、さらには舌の筋肉など、こちらも日頃はほとんど意識しない、そして使っていない筋肉についての説明と運動を行いました。目を大きく開ける、口をとがらせる、舌で口の中を押す、などなど、自分一人ではなかなか出来ないような内容であったと思います。言語聴覚士の見本のもと皆様真剣にお顔と口の体操を行っていました。続いて咀嚼・嚥下機能にも役立つという「パ・タ・カ・ラ」という音の発声練習を行いました。舌を意識的に大きく動かしながら大きな声でパ・タ・カ・ラという発声をしたり、10秒間「アー」と大きな声を出し続けたりと、こちらも皆さん積極的に楽しく発声練習できていました。
最後はスタッフも含め全員で「ふるさと」の合唱で終わるという、とても楽しい体操教室でした。
次回は2月5日(水)13時から「簡単棒体操・腰痛体操」で開催予定です。
皆さまのご参加、お待ちしています。
村井クリニック体操教室、初回となる今回は「体力測定」と「手足の体操」をテーマに開催しました。
まずは体力測定ということで「握力」「5m歩行」「立ち上がり動作」の記録をチェック。参加いただいた皆さん、真剣な表情で計測し、ご自分の年代の平均値と比べていました。今回参加した皆さんは、体操教室に行こう!と思う方々だけあって、握力・歩行タイム・立ち上がり動作のいずれも非常に優秀な結果でスタッフ一同ビックリでした。
次に手の運動・足の運動をそれぞれ約10種類ほど、リハビリスタッフの説明のもと行いました。
今回は椅子に座って行うものが中心でしたので、足腰が痛い方や立位に不安がある方でも安心です。正しい運動の姿勢や日常生活のどの動作で使う動きなのか、どこの筋肉の運動かなど、皆さんスタッフの説明に耳を傾けながら、楽しくも真剣に効果的な運動ができていました。
楽しくお話ししながら、体力測定や体操ができ、とても楽しい雰囲気の中あっという間の1時間でした。体操や運動は一回にたくさん行うよりも、少しずつでも毎日継続してできる方が効果的だと思います。そのためにも楽しく行うということはとても重要な要素だと思います。
次回以降も、参加者の皆さんが楽しいと感じられる雰囲気を大切にして教室を開催していこうと改めて実感いたしました。そして今回の体操を一つでも二つでも良いのでご自宅で思い出して行ってもらえると嬉しいです。
次回開催は年明け 2020年 1月 8日(水)13時から、リハビリ室にて行います。
ご参加を心よりお待ちしております!みなさんいっしょに楽しく体操しましょう!