禁煙を始めましょう!
<なぜ、禁煙を強く奨めるのか>
◇健康被害
タバコの煙にはニコチンやタール、一酸化炭素をはじめとする200種類以上の有害物質、50種類以上の発がん物質が含まれています。これにより、各種のがんや心筋梗塞、脳梗塞などの健康被害を喫煙者に直接及ぼしています。
◇受動喫煙
また、タバコに含まれる有害物質や発がん物質は、周囲の人の健康にも有害な影響を及ぼします。タバコの副流煙には主流煙と同じく体に有害な成分が含まれていて、ニコチン、タール、一酸化炭素などの成分量は主流煙よりも多いといわれています。受動喫煙とは、自らの意思とは関係なく、周囲のたばこの煙を吸いこむことをいいます。
◇ニコチン依存症
健康被害があることは頭で分かっていても、喫煙者の中には、「タバコを吸うと落ち着く」「ホッとする」といった効果を感じる人が少なくありません。これは、ニコチンの欠乏によるイライラが喫煙に伴うニコチン補給によって解消された状態です。これを繰り返すことを、ニコチンの身体的依存といいます。
さらに、喫煙してよかったと思う記憶や、仕事の区切りに吸うといった日常の習慣などにより、それまで喫煙していた状況になると、喫煙したいと思う気持ちが強くなります。これを心理的依存といいます。禁煙が難しいのは、この心理的依存の影響も大きいといわれます。
関連リンク「たばこと健康」※宇都宮市ホームページ
□ 禁煙治療は健康保険対象です □
① | 直ちに禁煙しようと考えていること |
② | ニコチン依存度スクリーニングテストでニコチン依存症と診断されていること |
③ | 35歳以上の人は、ブリンクマン指数(1日の喫煙本数×喫煙年数)が200以上の人(35歳未満の人は要件3は不要) |
④ | 「禁煙治療のための標準的な手順書」に沿った禁煙治療プログラムの説明を受け、治療を受けることを文書により同意した人 |
⑤ | 過去に健康保険等で禁煙治療を受けたことがある場合、前回の治療の初回診察日から1年を経過していること |
処方内容や加算などにより若干の相違が生じる可能性があります。
ニコチンパッチ(貼り薬)と、ニコチンを含まない内服薬が選べます。
貼り薬 ニコチネルTTS | 飲み薬 チャンピックス |
ニコチンを皮膚から吸収させる貼り薬です。 | ニコチンを含まない飲み薬です。 |
毎日1枚を皮膚に貼り、禁煙開始日から8週間を目安に使用します。大きさを大→小に切り替えて貼っていただきます。 | 1日1回食後の内服から開始し、1日2回、徐々に成分量を増やして12週間使用します。 |
離脱症状を抑制します。 | 禁煙時の離脱症状だけでなく、喫煙による満足感も抑制します。 |
禁煙成功率は約2倍 | 禁煙成功率は約3倍 |
[費 用]13,000~14,000円 | [費 用]19,000~20,000円 |
12週間の中で5回の診察を受けます。
■ 初回の診察
■ 2~5回目の診察
初回診察は、原則、内科外来の予約制となります。
2~5回目の診察は、原則同様に内科外来の予約制ですが、曜日が合わない場合等は、村井院長の整形外科、ペインクリニック外来にて対応いたします。必ず受診し、中断をしないように心掛けてください。
予防接種に関するお問い合わせ/ご予約等については、以下より当院受付までご連絡ください。
村井クリニック 代表TEL=
028-621-1541
〇 禁煙サイト「すぐ禁煙.jp」 * 外部サイト
〇 禁煙サポートサイト「いい禁煙」 * 外部サイト